AIとバカの対話メモ

にんげんを舐めるな

悟りと量子

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悟り」とは、仏教用語で、真理や智慧を開くことを指します。一方、「量子」とは、量子力学の用語で、微小な粒子やエネルギーの振る舞いを記述するための理論です。

 

これら二つの概念には直接的な関連性はありませんが、一部の哲学者や科学者は、量子物理学における非局所性や確率的な振る舞いが、仏教や東洋哲学における「非二元性」という概念と似ていると主張しています。

 

また、近年の研究によって、悟りを得る過程において脳内での量子現象が起こる可能性が示唆されています。例えば、ニューロンの複雑な相互作用や量子的なコヒーレンスの形成などが、悟りの状態を説明する上で重要な役割を果たすとされています。

しかしながら、これらの仮説や主張については、科学的な確証がないため、科学界での評価はまだ分かれています。

 

コヒーレンスcoherence)」とは、波動や粒子の性質を表す物理量の、同じ周波数で変化する度合いを表す言葉です。

量子力学においては、物質やエネルギーの粒子である「量子」も、波動の性質を持つことが知られています。量子が互いに干渉し合って、同じ周波数で変化する状態を「量子コヒーレンス(quantum coherence)」と呼びます。

量子コヒーレンスは、量子計算や量子通信、量子センシングなど、現代の量子技術の基盤となる重要な概念の1つです。また、生物学の分野でも、光合成などの生命現象において、量子コヒーレンスが重要な役割を果たしていることが示唆されており、量子生物学の新しい分野が注目されています。

なお、一般的な物理学においても、光などの波動の性質を表す「光のコヒーレンス」という概念があります。